最近の傾向として重要視されているのは、石の大きさや値段もさることながら、まず、デザイン。気に入ったデザイン・品質であれば、少々高くてもいいという高級化志向が婚約指輪にも現れています。婚約指輪を決定する際の要素は、まず女性が気に入る、その人に似合ったデザインであること。そして品質と保証。最後に価格という順番で決められるようです。では、若い人の宝石を見る目は、年配の方と比べて劣らないのでしょうか?老舗宝飾店の人に聞いてみると「最近の若い方々の宝石に対する認識は高いですね。ジュエリーに対するセンスも洗練されてきています」という返事。今は、海外旅行が一般化し、大学生の卒業旅行で外国に行くのもあたりまえになってきています。学校を卒業後は、会社に勤め、年に数回の海外でのバカンスも常識。そして昨今のジュエリー・ブームが彼女たちの関心を旅先でも宝石に向かわせました。海外で世界的に有名なブランドの素晴らしい品々を見てきています。こうして本物に触れる機会が多ければ当然、それを見る目も確かになっているといえます。ひとつ気をつけたいことは、婚約指輪ではあまりしないと思いますが、女性同士の集団で買いにいかないこと。また、展示会会場などでの集団の雰囲気にも注意してください。女性同士の集団は、時に見栄の張り合いに陥りやすいもの。大切な宝石を集団心理に惑わされて安易に購入するのは愚かなことです。宝石は、決して衝動買いをすべきではありません。じっくりと比較検討して価値を見定めてから手に入れてください。婚約指輪は無理して高価な物を買ったとしても相手は喜ばないという代物。贈る相手はこれから生活を共にするのだから。ふたりが、自分たちに無理のない値段のリングを満足のいくようにセレクトすれば、値段以上の価値がそこに生まれるはずです。ショーケースに飾られていたリングは、愛する女性の指に飾られたときに本当の輝きを放つことでしょう。